展覧会のお知らせ

アートクロッシングにいがた成果報告
新潟大学工学部人間支援感性科学プログラム学生作品展
「つなぐ」展 −芸術・工学・人をつなぐ−

 本展覧会では、アートクロッシンングにいがたの近年の取り組みをパネル・映像で紹介するとともに、新潟大学工学部人間支援感性科学プログラムの学生たちが芸術工学分野の授業実践及び研究で制作した作品約25点を展示します。
 鑑賞者の動きや心拍、体温などをセンシングしフィードバックすることでリアルタイムに変化する作品や、計測した数値をもとに目には見えない事象を可視化した造形作品、VRを用いた仮想現実空間を体験できる作品など、工学技術を用いた学生たちの幅広い芸術表現を鑑賞・体験することができます。
[学生作品出展]橋本研究室、三村研究室(+中村研、林研)、棚橋研究室、今村研究室

会期 2023年1月27日(金)〜29日(日)
開場時間 10:00〜19:00(最終日17:00まで) 会期中無休
会場 新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ 4階ギャラリー
料金 入場無料
主催 アートクロッシングにいがた実行委員会
共催 新潟市西区地域課
お問合せ sotsuten.hum@gmail.com

展示作品(一部)

《心のなわばり》 生方美紀、須田真由(人間支援感性科学プログラム3年)
魚の泳ぐ海中を表現した作品。魚に近づくと、距離に応じて穏やかな青から不快を表す赤へ光が変化し鑑賞者は魚とのお互いに心地よい距離感を探っていく。
《海の呼吸》 鈴木真優(人間支援感性科学プログラム4年)
心拍に呼応して、海の映像が昼の景色と夕方の景色を行き来する作品。穏やかな波と呼吸を合わせることで、自然とリラックスした状態へと鑑賞者を促す。海の映像は角田浜(新潟市西蒲区)の取材をもとに制作した。
《呼応》 煙山千夏(大学院自然科学研究科2年)
グラスの位置を入れ替えることで、光の表情が変化する作品。光の変化や作品の形態で、鑑賞者の行動を誘発する。